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2006年12月02日

12月です!

宝永第3火口より
12月になりました!
泣いても笑っても、今年も今月で終わりです。
悔いを残さぬよう、行ってきました!o(^゜)○☆バキッ!

■今月は「須山口登山歩道
朝日をあびた富士山

富士山の登山道というと、河口湖(吉田)口、須走口、御殿場口、富士宮口の4ルートだと思っていましたが、精進湖口とか須山口とかがあるんですね。
今回は、古くは平安時代から と歴史があり、平成6年に復興された 須山口登山歩道を 水ケ塚公園から歩いてみました。

会社からはわりと早く帰ったのですが、グダグダしていて出発したのは日付が変わってから。
水ケ塚公園の駐車場に着いたのは 2:00をまわってしまいました。f(^^;)

起床は 5:45。(もちろん目覚ましで^^;)
駐車場にけっこう車が止まっていたのですが、皆さん撮影に来ていたようで、カメラを三脚につけた方々がすでに準備を始めてました。
「αで富士山」もひとつの目的だったので、ダウンを着込んで外に出ます。
さ、寒い・・・
夜明け前の富士山 05:56 そろそろ?
もうすぐ夜明け 朝日をあびて
夜明け前から7:30まで、160枚ほど撮影しましたが... むずかしいものです(^^;;;

車の中でしばらく暖をとってから、8:20出発。
須山口登山歩道の入り口は、駐車場のすぐ向かいにあります。
須山口登山歩道の入り口

しばらく 林の中の落ち葉の道をすすみます。
須山口登山歩道

1時間半ほどで、2合目を通過。
標高 1,830m。 ここあたりまでくるとだいぶ寒々しくなります。
2合目

10:10 2合5勺「御殿庭下」に到着。(標高 1,985m)
道標がきちんと整備されているので、安心です。
道標 所要時間つき
ここから先は日本庭園の中のような雰囲気でした。
しかし、道標の「御殿庭中 0.6km 40分」「御殿庭上 1.0km 50分」の示す意味は...

こ〜んな急勾配が待ち受けていました
急勾配の登山道
って、写真だとわかりませんね〜f(^^;)

標高も 2,000mを超えると 愛鷹連山や伊豆の山並みが眼下に見えます
愛鷹連山の向こうに伊豆山系が

10:55 「御殿庭」(中)に到着 (標高 2,150m)
ここが 3合目になります。
御殿庭
右に見える杭には「村山修験者富士山修行場跡」とあります。
ここのちょっと先に御殿庭遊歩道の分岐があり、宝永第3火口に出られるようです。

しばらくぶりに山頂が見えてきたと思ったら・・・
やっと山頂が・・・

すごい風です!さぶい・・・
もうすぐ宝永火口
そういや宝永火口のフチって風が強かったんでしたっけ...
斜面も急だし、「そろそろ引き返しちゃおうか・・・」なんて弱気になる気持ちを叱咤しながら、足を進めます。
岩に書いてある矢印も”UP!”ですf(^^;)
岩のマークも UP!

11:42 4合目に到着。 標高 2,352m
この標高だと、富士宮口以外は みんな5合目を超えているじゃないですか!
マケてくれませんかね?(x_x)\バキ☆
宝永山のほぼ真横ですね。
20061202-15.jpg

ここから第2火口を覗くと、第1火口、山頂と、なんともいえない景観です。
宝永第2火口縁より
これで風がなければ、言うことないんですが...さぶい...

もうちょっと行けば、宝永第1火口に下りれるので、下のベンチのところでお昼にしようかと思ったんですが、風は強いし、雲は出てきたし、寒いし...
で、富士宮新5合目駐車場への分岐のところで引き返すことに。
富士宮新5合目駐車場への分岐
ここで標高 2,400mってところでしょうかね?
まあ標高差 1,000m近くまできたからヨシとしよう o(^゜)○☆バキッ!

宝永第2火口より
ちょっと戻って、4合目の案内板のところから、宝永第2火口のほうに下りてゆきます。

この第2火口からの眺め、なんともいえず、いいですよね!
こういう景色を眺められると、ほんと「来たもん勝ち!」と思ってしまいます(^^)

しかし...
お弁当はどこで食べよう???
まだまだ強い風にさらされています。
このあたりって風の通り道なんでしょうか(^^;;;


ここから下を見れば、第3火口が見渡せます。
この3つの火口が同時に噴火した光景というのは、想像もつきません。
宝永第3火口

第3火口の中を歩いていくと、なにやら動く影が...
うぉ!いのししじゃないですか???
第3火口で いのしし
ここ、標高 2,000mを超えてますよ(@o@)
エサを探して上がってきちゃったんですかね???

第3火口の出口では、道標にしたがって、素直に「幕岩」方面に向かいます。
第3火口の出口

ここからはまた林の中へ向かうわけですが、石のペイントがいい目印になります。
石のペイントが目印
こういう厳しい気象環境の中で、コースを維持、整備されてる皆さんの努力には、ホント頭が下がります。

これ、斜めに写したんじゃなくて、道標が斜面に直角に立ってます。
急斜面です
斜度は20度くらいあるでしょうか? けっこう急ですねf(^^;)

しばらく下ると沢にでました。
ここから見る宝永山って長方形の岩が山頂にのっかているように見えます。
宝永山と富士山頂

13:30をまわったあたりで 標高 1,800mを切りました。
ここから先は林の中なので、ほとんど富士山を眺めることができません。
最後に富士山と宝永山が重なったところでパチリ。
重なる富士山と宝永山

13:50 1合5勺まで下りたところでベンチを発見!
このベンチでお昼にしましょう!
はじめて遭遇したベンチ
歩き始めて 5時間半、やっと座ることができました。
うれしい(^^)

苔むした岩

30分ほど休んで、一路 水ケ塚駐車場を目指します。
気持ちのいい道 倒木をくぐって 静かな道 苔の階段

14:40 須山御胎内の分岐に到着。
20061202-29.jpg
あとは、水ケ塚まで 1本道です。

しばらく進むと...
うぉ!今度は鹿クンに遭遇です(^^)
鹿に遭遇
ず〜っとこちらを見ています。
しばらくにらめっこをしていたんですが(笑) ちょっとずつ近づいていくと...
やっぱり逃げちゃいました〜

今日はイノシシにもあえるし、シカくんとも遭遇できて、なんか、トクした気分です(^^)v

落ち葉の道

15:10 無事に 水ケ塚公園に到着。
水ケ塚公園

ツカレタ...


夕陽をあびて

 

■今日歩いたルートはこちら↓ (黄色のルート)
20061202
※赤い線は、9月16日に行った御殿場口登山道めぐりのルートです


■「α100」...というか、200mm (SAL18200)の威力
帰って写真の整理をしていて 気がついたのですが、水ケ塚公園から山頂を撮った写真に 測候所や富士宮口、御殿場口の山小屋がはっきりわかるほど 写ってました(・o・)
これなら夏は、登山者のライトなどが写せそうですね。
スッゲ〜!

クリックすると原寸大の写真が見られます ※注意! 1.45MB

・撮影画像情報
レンズ:SAL18200
レンズ焦点距離:200mm
シャッタースピード:1/640
絞り値:F6.3
ISO :100

 

投稿者 iguchan : 2006年12月02日 23:59 : OutDoor > Fujisan

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コメント

iguchanなんて訳のわからないニックネームじゃなくて富士山マンに変えろと旦那様が。

投稿者 lucky : 2006年12月04日 03:39

おはようございます。あいかわらず、すごい時間ですねf(^^;)

「富士山マン」のほうが訳がわからないような...(笑)

投稿者 iguchan : 2006年12月04日 06:03

命名 富士山マン  賛成に1票投じます。

投稿者 路線バス男 : 2006年12月05日 13:21

路線さん
lucky隊長には「センスない!」と申しあげました(笑)

投稿者 iguchan : 2006年12月05日 22:33

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